【災害は怖くない!】常温でローリングストックできる有機無添加食品とレシピ(菓子・生活編)
日頃からできる大事な備えについて
ここからはちょっと視点を変えて、日頃からできる備えについて書いてみたいと思います。
- 火や電気を使わずに食べられる食品と飲料水を常備する
- 保冷剤や氷枕を冷凍庫の余ったスペースに入れておく
- カセットコンロとボンベを常備する
- 特定の調理器具に頼らない調理方法を身につけておく
- 水が汲める大きな容器を準備しておく
- 非常用トイレや水のいらないシャンプーなどを常備する
- 常備薬やコンタクトレンズなどを多めに常備しておく
- 普段よく使う生活必需品を多めに常備しておく
- 発電機やラジオなどを使えるようにしておく
- 非常時持ち出しバッグを準備しておく
- お札や小銭をある程度持っておく
- 新聞紙やぼろ布などを貯めておく
- 家具の転倒や飛び出しを防ぐ
- 洗濯機などの元栓はこまめに閉める
- 避難経路の確認と確保をしておく
- 応急処置の仕方を学んでおく
- 緊急時の集合場所や連絡先を共有しておく
以下にひとつずつ詳しく書きます。

●火や電気を使わずに食べられる食品と飲料水を常備する
今回書いてきた食品を参考に、自分に合ったものを選んで常備しておくと安心です。
それ以外では例えば、
- 卵
- 納豆
- 豆腐
- もずく
- しらす
- 生で丸かじりできる野菜
- 常温保存できて食べやすい果物
など
野菜は、トマト・きゅうり・ かぶ・キャベツなど。果物は、バナナ・みかん・キウイなど。
普段から購入して食べる癖がついていると、あまり慌てなくて済むかと思います。
●保冷剤や氷枕を冷凍庫の余ったスペースに入れておく
冷凍庫に保冷剤や氷枕があれば、冷蔵庫が止まっても暫くの間は簡易冷蔵庫として使用できます。
保冷剤を貰ったときは捨てずに、100円ショップで売られている仕切り箱などに詰めて冷凍庫に入れておくと良いです。冷凍庫はパンパン、それ以外はスカスカになっている方が節電になります。
冷気は上から下に流れるので、使うときは上段に置いて使用して下さい。
●カセットコンロとボンベを常備する
ガスや電気が止まっても、調理ができるようになります。
オール電化の人もカセットコンロで使用できる鍋を1つは持っておいた方が良いです。購入する際は、カセットコンロとボンベのメーカーを揃えて、使えるようにしておくと安心です。

●特定の調理器具に頼らない調理方法を身につけておく
例えば、
- ポットを使わずにお湯を沸かす
- 炊飯器を使わないでご飯を炊く
- 蒸し器を使わないで蒸し物を作る
- グリルやオーブンを使わずに焼く
- 電子レンジを使わずに温める
- ミキサーを使わずにスープを作る
- トースターを使わないでパンを焼く
- ホームベーカリーを使わないでパンを作る
- スライサーなどを使わないで食材を切る
- 包丁やまな板を使わないで下処理をする
などなど。
皆さんはどれだけのことができますか?
便利な家電や調理器具に慣れ過ぎて本来の調理方法に慣れていない場合は、非常時に苦労したり困ることがあります。時間に余裕があるときで構わないので、なるべく普段から色々な調理法で作れるようにしておくことがとても大切です。
本来の調理方法を身につけることは非常時対策になるだけでなく、料理の応用力や新しい発見も得ることができます。
●水が汲める大きな容器を準備しておく
近所のスーパーなどで給水サービスが受けられる場合は、専用の容器を持っておくと安心です。
水が出ない状況になると、飲料水の確保があったとしても浄水は貴重になります。歯を磨いたり、洗濯をしたり、顔や手を洗ったり、水を使う機会は意外と多いです。
置き場所があるなら容器に水をたっぷり汲んでおくのがおすすめです。
(お風呂にお湯を貯めておくのもOKですが、配管が汚れやすくなるのが難点かな。)
●非常用トイレや水のいらないシャンプーなどを常備する
水が止まったとしても困らないように、用意しておくのが無難です。
集合住宅に住んでいる場合は、既に備蓄されていることもあるので、要確認。
↓ 最近はトイレの他に、簡易シャワーセットやボディケアができる手袋などもあって便利です。
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●貴重品は多めに常備しておく
電子マネーが使えなくても困らないように、紙幣と小銭は普段から貯めておいた方が無難です。
また、薬やコンタクトレンズなども代用がしにくいことがあるため、貴重品と言えます。
なるべく多めに常備するようにして、内容の詳細や置いてある場所なども身近な人に伝えておくと安心です。使用期限にも注意して古いものは処分し、使えるものがちゃんと十分あるかどうか確認した方が良いです。
保険証・医療証・おくすり手帳の場所も、普段からなるべく明確に。
●よく使う生活必需品を多めに常備しておく
- マスク
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- 除菌用アルコール
- ハンドソープ
- 洗濯洗剤
- 生理用品
- 保湿クリーム
- 日焼け止め
- オムツ
- おしりふき
- ミルク
- ラップ
- ゴミ袋
- 電池
などなど。
人によってはもっとあるかと思いますが、いつも必要なものを多めに常備しておいて、後で慌てて買い占めることがないようにすることがとても大切です。本当に無いと困る人が購入できない事態を避けるため、私たち一人一人の備えが今とても重要になっています。
買い物が面倒な人は、ネットで割引がある日にまとめて購入すると、大変便利です。私は20日にdショッピングでまとめて購入しています。
配送されるまでにある程度時間がかかるため、計画を立てて購入をすると良いです。
●発電機やラジオなどを使えるようにしておく
普段使用していない物は、いざというときに使えないことがあります。
たまにでいいので、ちゃんと動くかどうか、一人で使えるかどうか、各自がよく確認しておくことが大切です。
使い方が複雑な場合は、説明書をわかりやすい場所に貼っておくと安心です。
●非常時持ち出しバッグを準備しておく
既にある人は、ちゃんと使えるものが入っているかを確認して下さい。

これから準備する人は、人と防災未来センターHP内にある滅災グッズチェックリストが便利。
英語・中国語・韓国語にも対応しているので、身近にわからない人がいれば、上記リンク先からプリントアウトして是非渡してあげて下さい。
●清潔な新聞紙やぼろ布などを貯めておく
- 汚れの拭き取り(大まかに拭いて最後に布でアルコール仕上げ拭きをすると、洗えなくても安心)
- まな板の代用(魚の内臓処理などをするとき)
- 火起こしの材料(よく燃えるので最適)
- 保温材の代用(保温調理のときや、体が冷えるときに)
- トイレの代用(大きいビニール袋の中に入れて自作)
などなど。
無料で普段もらえるお手拭きなども、袋を開けずに貯めておくと便利です。
食品用にも安心して使えるように、新聞紙はなるべく新品のものを、ぼろ布は必ず洗濯したものを清潔な場所に貯めておくと良いです。
●家具の転倒や飛び出しを防ぐ
倒れてしまっても被害が少ないレイアウトを考えて、配置したら必ず固定して下さい。
扉が開いて中身が飛び出やすい棚には、空きにくくするグッズが販売されているので、取り付けておくと安心です。
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●洗濯機の元栓はこまめに閉める
地震などで水道管が破損した場合、元栓が閉まっていないと水が溢れて家財道具が使えなくなってしまいます。
面倒であったとしても、洗い終わったら元栓を必ず閉める習慣を身に付けておくことが大切です。
↓ 災害時のガスの取り扱いに関しては、ガス協会HPにある下記のページを是非参考にして下さい
https://www.gas.or.jp/anzen/jishin/
●避難経路の確認と確保をする
通路沿いに倒れそうなものが置いてあったり、狭くなっていたりすると、避難が困難になります。
ついつい物を置きがちですが、最低でも3か月に1回は見直しをした方が良いです。
集合住宅でベランダからはしごを使用する場合は、周りに物を置かないようにして下さい。
また、小さなお子さんや、年配の方と一緒に避難をする人は、一緒に避難しやすい経路を普段から意識して練習しておくことが大切です。
●応急処置の仕方を学んでおく
いつ何時何があるかわからないです。
一人暮らしの人であっても、周りの人が急に倒れたり怪我をすることもあります。
↓ 東京防災救急協会のHPに、応急手当・AED・気道異物除去、倒れ・溺れ・出血・怪我・熱傷の対応などが詳しく書かれています。
動画を観たり講習の申し込みなどもできるので、画像下のリンク先より確認して下さい。

https://www.tokyo-bousai.or.jp/lecuture_point/
●緊急時の集合場所や連絡先を共有しておく
体が動かせなくなったり、喋れなくなったり、すぐに動けない状況も今後あるかもしれません。
離れていても何かあったときに全員と合流や連絡が取れるように、集合場所や連絡先を確認して共有しておくことも大切です。
携帯電話が使用できるようになるまで時間がかかることも考えられますが、小さなお子さんや年配の方も最低限自分自身で使用できるように、普段からメンテナンスも含めて使う習慣を身に付けておくと安心です。
非常時でも、なるべく普段通り自分にできることを考えよう
人それぞれ得意不得意あるかと思います。
できると思っていたこともいざやってみたら上手くできない、なんてことも出てくると思います。
精神的に辛くて、何もする気が起きない日も続くかもしれません。
ですが、
- 力のある人は運搬を手伝う
- 料理が得意な人はご飯を作る
- 手先が器用な人は細かい作業をする
- 話好きな人は他の人の話し相手になる
- 面倒見が良い人は他の人の面倒を見る
- 機械に詳しい人は機械のメンテナンスをする
- 音楽が得意な人は元気が出るような音楽を奏でる
- 絵が上手な人は元気が出るような絵を描く
- 文章が書ける人は情報を発信する
などなど、
人それぞれ、些細なことであったとしても、できることは必ずあります。
皆さんは何ができそうだと思いましたか?
何があっても諦めず、前を向いてまた少しずつ歩んでいけるように、今回は私なりの考えも含めて書けるだけ書いてみました。
参考にならない部分もあるかと思いますが、
何かを考えるきっかけになれば幸いです。
最後まで一読いただき、有難うございました。
今後も気付くことがあれば随時更新予定です。
飲料・主食編はこちらより。
肉魚・乾物編はこちらより。
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